三国峠

最近忙しくなってきたのと、パソコンHDDの再インストールで忙しくここしばらくネタ探しができません。(早い話が新鮮なネタ切れです
札幌市内の銭湯シリーズにも出かける時間がなくなってきました。


そんな訳で過去写真をネタに記事を書きたいと思います。
我が家が温泉巡りをしていた15年前に比べると、北海道の地方を走る道路事情は格段に良くなりました。
その中の一つ、今回は三国峠について書きたいと思います。

三国峠は北海道中央部、国道273号にあります。
国道273号は起点:帯広市終点:紋別市を結ぶ延長197Kmの路線です。

峠は上士幌町上川町境界に位置しています。


車が通行できる峠としては北海道一高い標高(1139m)にあります。



三国峠の名前の由来は、旧地名で石狩国十勝国北見国境界付近にあることからつけらてれたものです。
しかし、実際の三国峠は、石狩国・十勝国にまたがって存在しています。


1992年9月下旬、先日紹介したさんご草観賞の帰りにここを通っています。


峠・家族全員

↑【三国峠】

峠の標識前で記念撮影です。

北海道のこの時期、峠は大変な寒さです。
雪が降ってもおかしくない時期です。


この三国峠を含む国道273号の全線開通には大変な年月を要しました。

一度大規模な災害に見舞われ、道路開通は苦難の連続でした。
開通当初は急勾配区間が多いため、冬期間通行止となっていましたが、我が家が訪問した翌年の1993年から通年通行可能となりました。

これにより道北地方と道東地方を結ぶ観光ルートが通年で利用できるようになりました。


峠・砂利道

↑【三国峠】

写真を見ていただければわかりますが、この時はまだ峠前後は砂利道でした。

その後舗装され快適なドライブルートとなりました。

その昔国鉄士幌線終着駅であった十勝三股駅跡(上士幌町三股地区)を過ぎると、この峠を経由し国道39号層雲峡温泉までの約33kmにほとんど民家らしきものは見あたりません。

まさに北海道らしさを代表するドライブルートです。


十勝三股近くには(近くといっても砂利道の林道を山中へ15km入りますが・・・)以前当ブログでも紹介させていただいた無料の露天風呂「岩間温泉」があります。


●北海道の道路情報総合サイト(北の道ナビ)
http://northern-road.jp/navi/index_touge.htm


■「三国峠」はこちらです。











三国峠を上川町側へ下り、大雪ダム手前より約10km程山中に入った地点に秘湯の一軒宿があります。

その秘湯の名は大雪高原温泉です。

今が紅葉のピークかと思います。
本日まで一般車乗り入れ禁止の交通規制がなされています。


建物横から

↑【大雪高原温泉】

我が家訪問は1990年7月15日です。



建物正面

↑【大雪高原温泉】

今の建物風景は少し違っているかもしれません。



男性浴室温泉の効能

↑【大雪高原温泉】

当時の男性浴室入口です。



内風呂

↑【大雪高原温泉】

17年前の訪問時は内風呂しかなかったと記憶しています。

宿の公式HPで確認すると、現在は露天風呂もあるようです。


ここ大雪高原温泉はあと10日程の10月上旬で今年の営業を終了します。

営業開始は翌年の6月上旬です。

冷え冷えとした新鮮な空気の中、ゆったりと露天風呂に浸かってみませんか。



●大雪高原温泉ホームページ
http://business3.plala.or.jp/daisetsu/



■「大雪高原温泉」はこちらです。










それでは。

この記事へのコメント

  • 青さん

    私も三国峠へのアプローチが大好きです。糠平温泉に泊まり、幌加温泉に寄ってから、大風景を楽しみながら三国峠に向かいます。その後は、ご紹介の通り大雪高原温泉、さらに、愛山渓温泉にも立ち寄って、札幌に帰ります。くっきり違った湯が楽しめて最高です。
    2007年09月30日 23:29
  • 温泉マン

    ●青さん
    最近糠平温泉に行ってません。
    青さんのレポート見て山湖荘も訪ねたいと思っていますが、時間と体力がなく実現していません。
    今度、道東の出張でもあった際は立ち寄ってみたいと思っています。
    大雪周辺は、青さんご推奨の通り名湯と絶景が楽しめますね。
    2007年10月01日 00:06
  • nikumaru

    三国峠といえば「おっぱい山」しか思い浮かばない私です・・・。
    (ちなみに糠平から5kmくらいは私の施工です・・笑)
    2007年10月01日 08:56
  • 温泉マン

    ●nikumaruさん
    「おっぱい山」を引き合いに出すあたり流石nikumaruさんですね。
    糠平を越え十勝三股へ向かう両側を木立で囲まれた道路は私のお気に入りです。(nikumaruさんの施工区間?)
    そして途中にある幌加温泉湯元鹿の谷の露天風呂(混浴)は大自然の中そのままって感じで最高です。

    さらにその先にある岩間温泉に行く度、立ち寄らせていただいた三股のログハウス喫茶店、まだ健在でしょうかねぇ。
    しばらく行っていないのでまた行って見たいです。
    2007年10月01日 09:53
  • nikumaru

    私が仕事をしていた時(20年以上前)、現場(三股)の横で木電柱を使ってログハウスを建てていました。
    喫茶店にすると言ってたのですが・・「そこ」かなぁ・・。

    実は私もそれから行った事が無いのです。
    2007年10月01日 11:53
  • 温泉マン

    ●nikumaruさん
    おそらくそのログハウスがそうだと思います。
    名前は「三股山荘」です。
    奥さんが切り盛りされています。
    いつも立ち寄ると奥さんが「岩間温泉行ってきたんですか」と声を掛けて下さいました。岩間温泉は冬期間林道が雪で埋もれてしまうのですが、ここのご夫婦はスノーモビルで行くことがあると言ってたのを思い出しました。
    たしかご主人は当時三股~糠平間を運行するバスの運転手をなさっていたのではと記憶しています。(間違っていたらスミマセン)
    2007年10月01日 12:54
  • 主義

    三国峠と言えば、こちらでは国道17号線の群馬県と新潟県の県境を言います。
    もしかしてこちらに?と思ってしまいました。

    こちらの三国峠も温泉が豊富な場所で、関越自動車道の関越トンネル(10km)が開通するまでは、ほとんどの車がこのルートで新潟へ抜けていました。スキーも同様でした。
    2007年10月01日 12:56
  • 温泉マン

    ●主義さん
    そうですよね。そちらで三国峠と言えば群馬と新潟の県境ですよね。
    でも、いいネタいただきました。
    我が家が数少ない本州温泉旅行で、その近辺を訪ねていますので、そのネタでそのうち記事を書かせてもらいます。
    最近、新鮮なネタ切れですので・・・・・
    2007年10月01日 13:02
  • かりん

    当時は内湯のみだったんですね。露天風呂が出来たのは最近の温泉ブームに合わせての事なろうね。
    教えていただいたおにぎり「あぜっこ」に訪問しました。混んでいて中の飲食が出来なくて持ち帰って帰りましたが、釜で炊いたご飯の味が美味しかったです。素敵な店を教えてくれてありがとうございます。
    2007年10月01日 17:43
  • 温泉マン

    ●かりんさん
    最近、温泉宿には”露天風呂”は必須みたいですね。
    あるのとないのとでは集客に大きく影響しますから。

    「あぜっこ」は混雑していたようですね。
    きちっとした営業コンセンプトを持っているお店ってやっぱり人気がでますね。
    これからも末永く営業してほしいと思います。
    2007年10月01日 18:00

この記事へのトラックバック