札幌ぶらり散歩道 #3 『地下街オーロラタウン』

札幌幌市内ぶらり旅3回目です。
札幌はになるとが降ります。
そして道路は凍結し、滑りやすくなります。
そんな札幌の街に36年前地下街が誕生しました。
凍結路面を気にすることなく歩く事ができます。

この年1971年札幌冬季オリンピック開催前年でした。


札幌冬季オリンピックを契機に札幌の街は大きく変貌を遂げました。

地下街誕生もそうですが、北海道発の地下鉄も開業しました。

札幌市営地下鉄南北線は全国発のゴムタイヤで走行する案内軌条式鉄道です。
当時は静か加速性に優れていると持て囃されました。


私は学生時代交通計画を専攻していました。

北海道の交通計画を語る上で欠かすことのできない方がいらっしゃいます。

当時北海道大学と共同研究となり、この分野で第一人者であられた五十嵐日出夫教授(故人、北海道大学名誉教授)をはじめ、佐藤馨一氏(当時は北海道大学工学部助手、現北海道大学大学院 工学研究科 教授 )、堂柿栄輔氏(当時は北海道大学大学院生、現北海学園大学工部社会環境工学科 教授)にご指導いただきました。



札幌圏の人口増加に伴い、有識者の間で札幌圏における総合交通体系の見直しが行われています。

東京を始め、大阪、名古屋、京都、横浜、福岡等、大都市圏の地下鉄はJR、私鉄との相互乗り入れが行われており、利用者に大いなる利便性を提供しています。

しかし、札幌ではゴムタイヤ方式のため相互乗り入れの大きな障害となっています。


現在札幌市営地下鉄は、南北線東西線東豊線の3路線が運行しています。

相互乗り入れの問題とは別に、JR線との接続体系も論議されています。

現在JR線と連絡しているのは、南北線さっぽろ駅JR札幌駅以外には東西線新さっぽろ駅JR新札幌駅の1駅のみです。
また比較的近いものに、南北線麻生駅JR新琴似駅があります。

北海道のように冬期間の”雪”を考慮すると相互に接続する駅が地下通路などで結ばれる事が利用者の増大と利便性向上につながるものと考えます。


特に、札幌ドームまでの交通機関が、僅か500m手前東豊線福住駅で止まってしまっているのは、私も納得がいきません。

是非近いうちに、に触れる事なく、野球やサッカー観戦に行ける日を待ち望みたいと思います。

全国数ある地下鉄の中で最悪な接続体系と言わざるを得ません。




さて話が少し横道にそれてしまいました。

地下街は地下鉄大通駅を中心に東西に延びるオーロラタウンと南北に延びるポールタウンがあります。


今回は「オーロラタウン」を紹介します。

オーロラタウンは、地下鉄大通駅(西4丁目)から札幌テレビ塔(西1丁目)迄、延長312mの地下街です。


地下鉄を利用して通勤していたサラリーマン時代とは違い、最近地下街を歩く機会も少なくなってきました。

久々に歩いて見ると、テナント店舗の新旧入れ替わりがあるようです。

今回、西1丁目と西2丁目の間にある店舗を訪ねてみました。

天井表示板

↑【札幌商工会議所コミュニケーションスペース】

たしかここは以前STV(札幌テレビ)サービスセンターがあったと思いました。





壁表示板

↑【札幌商工会議所コミュニケーションスペース】

現在は札幌商工会議所コミュニケーションスペースという多目的スペースになっているようです。



栗山物産展

↑【札幌商工会議所コミュニケーションスペース】

私が訪問した日は、栗山町の農産物フェアが行われていました。


●札幌商工会議所コミュニケーションスペース(地下街オーロラタウン)
http://www.sapporo-chikagai.gr.jp/cgi-bin/shop.cgi?s=a48




そして、そのスグ前にはきたキッチンというお店ができています。

このきたキッチンは札幌の老舗デパート丸井今井が出店しています。
こだわりの品を揃えた道産食品セレクトショップです。
北海道人のみならず、特に観光で訪れた方にも喜んいただけるお店かと思います。
※ちなみにじゃがポックルも売っていますが、すぐに完売となってしまうようです。


外の看板

↑【きたキッチン】

先ほど紹介の札幌商工会議所コミュニケーションスペースと通路を挟んで向かい側にあります。


店舗全景

↑【きたキッチン】

店舗全景はこんな感じです。


●きたキッチン(地下街オーロラタウン)
http://www.sapporo-chikagai.gr.jp/cgi-bin/shop.cgi?s=a47




■「地下街オーロラタウン」(地上での位置)はこちらです。










※記事の訂正について(2007.11.18)
当記事において、小鳥のひろばがなくなったとお知らせしましたが、私の勘違いで今も従来通りの位置に健在です。
ここにお詫びして訂正させていただきます。

画像

↑【オーロラタウン 小鳥のひろば】







それでは。

この記事へのコメント

  • nikumaru

    気づかなかったけど、小鳥の広場が無くなったのですね・・・。

    オーロラの滝といい「癒しのスペース」が無くなりましたね。
    2007年10月30日 09:44
  • 温泉マン

    ●nikumaruさん
    地下街にも経費削減の波が押し寄せていました。
    しばらく行かないうちに、あちらこちらに変化がありました。

    近所に大型書店ができたので、オーロラタウンの紀伊国屋へ立ち寄ることもめっきり少なくなりました。
    2007年10月30日 12:49
  • かりん

    え?小鳥の広場が。。。なくなったの。
    あそこには色々な思い出があるのに、残念です。
    2007年10月30日 17:37
  • 温泉マン

    ●かりんさん
    地下街もしばらくぶりに行って見ると結構様変わりしていました。
    「小鳥の広場」は待ち合わせやちょっとした休息の場として利用していた方が多かったので残念です。
    2007年10月30日 18:08
  • 温泉マン

    ※記事訂正のお知らせ
    本記事において、オーロラタウンあった小鳥のひろばがなくなったと書いてしまいましたが、私の勘違いで今も従来通りの場所に健在です。
    ここにお詫びして訂正させていただきます。
    大変失礼いたしました。
    2007年11月18日 13:10

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