マイカーの旅 #24 「別府から湯布院へ」

別府にはまだまだ入浴したい温泉がたくさんあるのですが予定もありますので次の目的地に向かう事にします。
(近い将来また訪ねてみようと思っています)
九州横断道路(国道500号)を湯布院へ向け車を走らせます。


九州横断道路入口
↑【九州横断道路(国道500号)を別府から湯布院へ】

この日は前日とうって変わり最高の天気となりました。





湯布院へ向かう
↑【九州横断道路(国道500号)を別府から湯布院へ】

前日立ち寄った「海地獄」もこの道路沿い右手にあります。






明礬温泉を通過する
↑【明礬温泉界隈】

道路沿いに湯煙が上がっています。
ここは明礬温泉と言われる界隈です。




実はここにある「別府温泉保養ランド」の泥湯に入浴したかったのですが、次回の楽しみにとっておきたいと思います。




カーブが連続する道路を登って行きます。

しばらくすると「十文字原展望台」を書かれた標識が見えてきました。

十文字原(じゅうもんじばる)展望台入口
↑【十文字原(じゅうもんじばる)展望台入口】

展望台という言葉に反応し立ち寄ってみます。




”原”「ばる」と読むのは九州の特徴でしょうか。

そう言えば宮崎県東国原知事も「ひがしこくばる」と読みますし、福岡県にある前原市も「まえばるし」ですね。




テレビ送信所
↑【十文字原(じゅうもんじばる)展望台】

高台にあるのでテレビの送信所になっていました。







展望台案内板
↑【十文字原(じゅうもんじばる)展望台】

展望台の眺望案内が書かれていました。

実際に眺めてみましょう。






アジア太平洋大学
↑【十文字原(じゅうもんじばる)展望台】

広々とした立命館アジア太平洋大学のキャンバスが見えます。

手前は大分自動車道です。





別府市内
↑【別府市中心部を眺望する】

こちらは別府中心部方向の眺望です。





入口の看板に夜景100選と書かれていました。

さぞかしその夜景は綺麗な事と思います。

ネットで検索すると十文字原展望台の夜景サイトを見つけました。

●「十文字原展望台(夜景)」
http://view.adam.ne.jp/setoy/pic/kyusyu/beppu.html





湯布院へ
↑【別府から湯布院へ】

車は別府市から由布市(湯布院)へと入ります。





カントリーサインは湯布院町になっていますが、平成の大合併により2005年10月1日湯布院町は由布市となっています。

カントリーサインの変更が間に合っていないようです。


ところで湯布院由布院とも書きます。

JR久大本線にある駅名は「由布院駅」です。


湯布院という表示は昭和30年に由布院町と湯平村が合併し湯布院町となった事に由来します。

平成の大合併までは湯布院が正式な行政区としての表示で、駅名や温泉名は由布院が正解だった訳です。

しかし2005年10月1日に挾間町・庄内町・湯布院町の3町が合併し「由布市」となりました。

従って湯布院と言う名は通称名(地域名)としてそのまま残る形になりました。


このように従来、温泉地名が町名を代表する形であったものが合併のため一つの地域名として消え去るものが多くなりました。

今回の旅最終日、舞鶴港へ向かう際城崎温泉を通過しましたが、城崎温泉も従来は城崎町という行政区だったのですが、湯布院同様平成の大合併により現在は豊岡市となっており、城崎の名は温泉地を表す地域名として残っています。

温泉ファンとしてはちょっぴり寂しさを感じてしまいます。





■「十文字原展望台」はこちらです。













それでは。

この記事へのコメント

  • u.yan

    「バル」、多いですね。
    個人的意見ですが、「ハラ」は同胞のハラと同じ、古代小国家と国民の概念ではないかと。「田(タ)」の国の概念とは少し違うようです。
    例えば原鶴温泉、ツルは湿地ですから、王国の水田地帯てな具合でしょうか。
    2008年08月09日 10:07
  • 温泉マン

    ●u.yanさん
    先日は大変お疲れ様でした。

    解説ありがとうございます。
    地名にはその土地の歴史的意味が込められていますね。

    北海道はアイヌ語に無理矢理当て字をしたものが大半で難読地名が多く存在します。

    過去の記事でも紹介させていただきましたが私の住む石狩市にも難読地名が多く存在します。

    ・生振(おやふる)
    ・花畔(ばんなぐろ)
    ・濃昼(ごきびる)
    ・聚富(しっぷ)

    究極は
    ・安瀬(やそすけ)
    ヤソッケ(網を仕掛ける場所、漁場)が語源らしいのです。ご存じのようにアイヌ語は音声による口承をもってのみ語り継がれてきたため、その過程において発音が変化したものが多くあります。

    でもこんな地名を普通に読める方がおかしいですね。
    是非来年はそんな北海道に是非お越しいただき難読地名ツアーにご参加下さい。(笑)
    2008年08月09日 10:41

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