その温泉とは「ナイタイ高原温泉 亀の子荘」です。
写真を探したのですが、どうも残っていないようなので訪問日が定かでありませんが、でもしっかりと記憶に残っている事があります。
それはここを訪れた日、温泉付近の地区が停電になっており温泉に着くと女将さんが
「今、停電なのでお湯の循環ポンプが止まっているのでお湯が温くなってるんですよ」
とお話されました。
我が家が北海道全湯巡りをしている事と、石狩から訪ねて来た事を伝えると
「遠路ようこそおいで下さいました。せっかくですので温いですがお入りになっていかれますか?」
と言って下さいました。
私は
「よろしいですか、それでは入らせていただきます」
と回答し入浴料を支払おうとすると
「入浴料は結構です。どうぞそのままお入り下さい。今度は是非ちゃんとした時にまたお越し下さいね」
私は
「えぇ、必ずもう一度寄せていただきます。」
と答えたのでした。
我が家は早速浴室へ。
確かにお湯は温めでしたが、思ったより快適に入浴できました。
あれから10数年、女将さんに次回訪問を約束しておきながら、ついつい今日まで訪問できずにいました。
今回やっと訪ねる事ができました。
道道806号上音更上士幌線に温泉入口を示す案内看板があります。
↑【亀の子荘】
案内看板に何やら紙が貼られています。
案内看板に何やら紙が貼られています。
↑【亀の子荘】
案内看板を左折します。当時は砂利道だったように思いますが現在は舗装路になっています。
案内看板を左折します。当時は砂利道だったように思いますが現在は舗装路になっています。
道道入口から約4km入って来ると再度温泉を案内する看板があります。
↑【亀の子荘】
ここを右折し進行すると亀の子荘です。
ここを右折し進行すると亀の子荘です。
でも、案内看板を良く見ると・・・
↑【亀の子荘】
休業中と書かれています。
休業中と書かれています。
ともかく温泉まで行ってみることにします。
↑【亀の子荘】
先ほどの看板を右折するとその先はダート道です。
先ほどの看板を右折するとその先はダート道です。
700mほど走行すると・・・
↑【亀の子荘】
亀の子荘に到着です。
亀の子荘に到着です。
10数年前の記憶がかすかに頭を過ぎります。
↑【亀の子荘】
休業してからどれくらい時間が経っているのでしょうか。
温泉前の舗装も荒れていました。
休業してからどれくらい時間が経っているのでしょうか。
温泉前の舗装も荒れていました。
玄関正面に立ってみます。
↑【亀の子荘】
10数年前に来た時、玄関を入り女将さんが応対いただいた記憶が蘇ります。
10数年前に来た時、玄関を入り女将さんが応対いただいた記憶が蘇ります。
当時の写真は見つかりませんでしたが(きっとネガでは残っていると思うのですが・・・)、パンフレットが見つかりました。
↑【亀の子荘】
玄関上の亀が象徴的ですね。
玄関上の亀が象徴的ですね。
そして上士幌町といえば熱気球、それも描かれています。
↑【亀の子荘】
こちらも上士幌町を代表する「ナイタイ高原牧場」です。
こちらも上士幌町を代表する「ナイタイ高原牧場」です。
↑【亀の子荘】
そしてパンフレットに館内の様子とわずかながら浴槽の写真がありました。
そしてパンフレットに館内の様子とわずかながら浴槽の写真がありました。
休業の理由はわかりませんが、私は最近このような田舎の一軒宿が大変お気に入りです。
いずれかの機会に是非再開していただければと願って止みません。
ちょっと寂しさが漂う中、次の目的地へ向かいたいと思います。
帰り際、道路右手に看板がありました。
↑【亀の子荘】
次回訪問時は、良い湯に浸かりこの看板を見る事になれば最高ですね。
次回訪問時は、良い湯に浸かりこの看板を見る事になれば最高ですね。
最近北海道において、こうした一軒宿の温泉の休業や廃業を耳にするようになってきました。
冷鉱泉の場合は入浴適温まで加温しなければならず、その燃料代もかなり重くのしかかってきます。
昨年の石油高騰により管理費用が増大し経営難に陥り休業・廃業した温泉も多く存在します。
また最近では十勝の名湯「菅野温泉」のようにご主人がご病気という理由により経営継続が難しくなっている温泉もあります。
いずれにしても温泉ファンとしては本当に残念な事でなりません。
さて、ここまで来たら近くにあるあの日本一広大な牧場に立ち寄ってみたいと思います。
●当ブログご訪問の皆様へ
先日私愛用のノートPCが壊れたとご案内をさせていただきました。
ノートPCは現在修理中ですが、先日新たにMobilePCを購入しました。
今後はこれをメールやブログ投稿に使用する予定でおります。
従いましてブログ記事は以前同様のペースで掲載を予定しております。
今後とも当ブログをよろしくお願いいたします。
■「亀の子荘」 ※現在休業中 はこちらです。
それでは。
この記事へのコメント
samson
温泉マン
休業した宿に出会うたび寂しさを感じずにはいられません。
いつか再開を願うばかりです。
露天風呂マニア
僕が最後に行ったのは2004か2005年頃だったかなぁ~
ロビーにいたスッポンが懐かしいです。
温泉マン
こんばんは。
2004か2005年頃に行かれてということは、休業はその後なんですね。
ロビーにスッポンがいたのですか?
残念ながら私の記憶には残っていません。
できるものなら何とか再開してほしいですね。
露天風呂マニア
なんと解体している途中でした。
今はサッシが外され内装の分別解体中と思われます。
0.2バックホーや10tダンプもとまっていました。
このまま全て壊すのか、それとも固定資産税対策で
一部壊すのかは謎です。
温泉マン
え~っ!
壊しているのですか・・・
何とも残念な気持ちで一杯です。
rits
今日 高速が足寄まで繋がったので早速行ってきました。
数年前に私も母と二人で訪れましたが
蓮の花がすばらしく 穏やかなホントに良いお宿でしたね。
母が肉類がダメなのですが、朝食の山菜やルバーブのジャムに
いたく感動して 喜んでもらえました。
また 連れて行ってあげたかったのに。
復活を願っております。
温泉マン
こんにちは。
亀の子荘へ行って来られたのですね。
この温泉に思い出を多く持っておられる方が多いようですね。
多くのファンが復活を願っていると思っていますが、温泉経営の観点からするとなかなか厳しいものがありますね。
私としてももう一度入ってみたかった温泉です。
nami
もぅ記憶も曖昧で…なんとなく 思い出して
ググってみたら こちらのページが目に付いたので拝見させていただきました。
とても懐かしいです。
あの頃一緒に働いてた子もバイトに来てた
同い年の子とか…今じゃ連絡もわからない…
今も元気かなぁ~なんて思い出しました。
ありがとうございます。
温泉マン
北海道から多くの名湯が姿を消しましたね。
オールドレンズファンの方からのコメントは本当に有り難いです。
今後ともよろしくお願いいたします