誰しもそう思っていらっしゃるかと思います。
私もマイカーを利用した旅が大好きで、時々時間を見つけて道外へ足を延ばすこともしばしばあります。
さて道外を走行すると北海道内とは違った光景をいくつか感じる取る事ができます。
道幅の狭さと直線路の少なさです。
また地方を走行した場合、道外ではどんなに田舎でもところどころに民家を見かけますが、北海道では1時間走り続けても一軒の民家も見かけない場合が良くあります。
そして車で旅をしていれば、燃料も時々給油もしなければなりません。
道外ではどんなに離れていても数十kmも走れば必ずガソリンスタンドが存在しますが、北海道ではその考えは大変危険です。(笑)
先日、十勝管内上士幌町を訪問しました。
ここ上士幌町には2本の国道が通っています。
1本は国道241号です。
起点は帯広市でここ上士幌町を経由し、途中足寄町、阿寒湖畔を抜け弟子屈町に至る国道です。
もう1本は国道273号です。
起点は帯広市でここ上士幌町を経由し、途中糠平温泉、大雪ダム、層雲峡温泉を抜け紋別市に至る国道です。
今回ご紹介するのは国道273号に関する話題です。
ここ上士幌から国道273号を走行し上川町へ抜ける道は、北海道らしい風景や立ち寄り観光スポットが多く存在します。
また温泉、しかも名湯・秘湯の宝庫でもあります。
国道241号と分岐し国道273号へ入ると次の案内があります。
↑【国道273号 上士幌町市街】
上川108km、糠平22km・・・
上川108km、糠平22km・・・
いえいえ、この標識ではありません。
左隣にあるガソリンスタンドの看板です。
この看板、単なるガソリンスタンドの営業案内看板ではありません。
↑【栗林石油の案内看板】
この先、上川町(118km)までスタンドがありません。最後のスタンドです!!とあります。
この先、上川町(118km)までスタンドがありません。最後のスタンドです!!とあります。
この看板、決して冗談ではありません。
真実なのです!!
この案内看板から国道を一旦西へ500m入った所にそのガソリンスタンドがあります。
↑【栗林石油GS】
ここがその「最後のガソリンスタンド」です。
ここがその「最後のガソリンスタンド」です。
それでも次のスタンドまで118km(正しくは道路標識にあった108kmのようですが・・・)ですので、ある程度燃料が残っていれば次のGSまで無事辿り着けるかもしれません。
しかし、多くの観光客の方は、途中にある温泉や観光スポットに立ち寄られる場合もあるかと思います。
例えば・・・
↑【糠平温泉】
糠平温泉郷です。源泉100%の湯があなたを待っています。、
糠平温泉郷です。源泉100%の湯があなたを待っています。、
↑【タウシュベツ橋梁】
旧国鉄士幌線跡にあるタウシュベツ橋梁です。
旧国鉄士幌線跡にあるタウシュベツ橋梁です。
↑【幌加温泉】
名湯、幌加温泉です。写真は「鹿の谷」ですがもう一軒「ホロカ温泉」もあります。
名湯、幌加温泉です。写真は「鹿の谷」ですがもう一軒「ホロカ温泉」もあります。
↑【岩間温泉】
秘湯愛好者であればご存知の岩間温泉です。(国道から、片道15km程山奥へ入ります)
秘湯愛好者であればご存知の岩間温泉です。(国道から、片道15km程山奥へ入ります)
↑【大雪高原温泉】
こちらは季節限定の名湯「大雪高原温泉」です。
こちらは季節限定の名湯「大雪高原温泉」です。
そうなんです。
知らず知らずのうちに多くの立ち寄りスポットを訪ねているうちにガソリン残量が・・・
もしかすると
「いよいよとなればJAFに救援を頼めばいいさ」
なんて考えている方もいらっしゃるかと思いますが、この沿線のほとんどが携帯電話(全社)不感地帯です。
↑【上川町最初のスタンド(国道39号)】
こちらが上川町にある最初のガソリンスタンドです。
こちらが上川町にある最初のガソリンスタンドです。
仮になんとかこのスタンドに辿り着いたとしても、もしかすると営業時間外かもしれません。
この付近で24時間営業しているガソリンスタンドは、さらに40km近く走行した旭川市まで行かなくてはなりません。
※記事の一部修正について
この部分に関しては北海昆布さんよりコメントをいただき、旭川市の隣町である当麻町の国道39号沿線にモダ石油のガソリンスタンドがあります。
ここは今回ご紹介した上川町最初のガソリンスタンドから約33km旭川寄りの地点になります。
さらに北海昆布さんの情報によれば、この辺一帯のホクレンスタンドがセルフ化によって24時間営業になると言う噂もあるとの事です。
次回この付近を走行の際、詳細を確認させていただこうと思います。
ここに情報の一部を訂正させていただきます。北海昆布さん、情報ありがとうございました。
楽しいドライブとなりますよう、くれぐれもガス欠にはご注意下さい!!
■「ガソリンスタンド間隔日本一?」はこちらです。
それでは。
この記事へのコメント
samson
話を聞くと「え~、そんな時間であそこに着けるの?」なんて思うような話をよく聞きます(笑)。旅行会社の弾丸ツアーがその要因といえるかもしれません。でも、そういう人達の中には温泉マン様のようなハードな寄り道をする人は滅多にいないかも?。
温泉マン
まぁ夏の北海道でも甘く見ている部分が多いですが、冬の北海道は想像できないかと思います。
そうですね、私のように変な寄り道をする奇特な人間はいませんね。(笑)
☆
☆も上士幌までは 富良野管轄からの訪問なのでガス欠にならないよう、十分気をつけています。携帯は圏外だし 非常電話は距離間隔がありすぎます。
ところで、夕張「日吉温泉」が取り壊されました。
詳細記事は ☆の野湯ブログにてアップいたしました。。
温泉マン
こんばんは。
☆さんは特に寄り道が多いので要注意ですね。(笑)
先ほど☆さんの記事読みました。
つまり従来の自然へ戻ったということですね。
これで良かったのかも・・・
北海昆布
っと有りますが・・・
蛇足ながら39号線沿いにあるモダ石油のスタンド・・・
アレが一番近い24時間営業だと思いますがあそこは当麻町のはずです。
くだらないつっこみでごめんなさい!
また、この辺一帯のホクレンスタンドがセルフ化によって24時間営業になると言う噂もあります。
ドンドン便利になっていくけど・・・ほんの数十年前までは、道内を旅行する時はガソリンの携行缶を持って予備燃料を用意しておくのが常識だったようですね~やはりサイフのも優しい経済速度で安全運転を心がけたいものです。
温泉マン
ご指摘の通り当麻町のモダ石油スタンドが24時間営業していますね。
大変失礼いたしました。
私も10数年前北海道の温泉回りをしていた頃はガソリンん携行缶を積んでいました。
今後も何かお気づきの点がありましたら是非コメントをお願いします。