美唄探訪シリーズ第一段は今回で一旦最終回となります。
(今後もあるかもしれませんが・・・)
さて、今回はサイクリングロードの紹介です。
先日このシリーズの中でご紹介しましたが、美唄にはかつて三菱鉱業美唄鉄道線が走っていました。
美唄駅と常盤台駅間の10.6kmを運行していましたが1972年(S47)6月1日廃線となりました。
美唄市では、この美唄鉄道線路跡地をサイクンリングロードとして利用するため、昭和54年から東明町~我路ファミリー公園間約4.5kmの造成工事を進め、昭和55年に完成しました。
道央道美唄ICから道道135号美唄富良野線を東へ800m程進行すると左手に「東明公園」入口を示す案内看板があります。
ここを左折します。
ほどなく進むとサイクリングロード入口を示す案内標識があります。
標識に従って入って行くと・・・
ここが美唄鉄道の線路跡で、ここを起点にこの先我路地区までの約4.5kmが現在「美唄サイクリングロード」となっています。
もちろんご自身で自転車を持ち込まれればいつでも利用できますが、無料で自転車を借りる事もできます。
●「美唄市サイクリングロード」ホームページ
http://www.city.bibai.hokkaido.jp/life/sisetu/no21.htm
自転車の無料貸出は東明公園内サンスポーツランド管理棟で行っています。
使用期間 5月~10月の午前9 時~午後5 時となっており、時宜により伸縮することがあります。
詳細は管理棟に直接お問い合わせ願います。
(0126-63-4573)
■「サンスポーツランド 管理棟」はこちらです。
先ほどのサイクリングロード入口から200m少々進むと機関車と出会います。
よく見ると駅のホーム跡がうかがえます。
そうです、ここは美唄鉄道「東明駅」があった場所です。
駅舎跡正面から見るとこんな感じです。
美唄鉄道の旧駅舎が残っているのはここだけのようです。
駅舎裏に「サイクリングターミナル」と書かれた建物がありました。
2003年(H15)迄は自転車の貸出をここで行っていましたが、翌2004年からは先ほど紹介したサンスポーツランド管理棟にその業務が移管されています。
HP情報によるとここ数年の無料貸出用自転車利用者数は年間100人にも満たない数字となっているようです。
何とももったいない話です!!
サイクリングロードそのものの存在、そして無料貸出自転車まで用意されているのを今後観光資源として利用しない手はありません。
特に小さなお子さんと自転車に乗る場合、一般道と違いこのような自転車専用道をゆったりと安全に走行できる場所は大変貴重な存在です。
また線路跡という事もあり急勾配や急カーブもありません。
空気の大変綺麗な山間部を走行するので、健康増進にもなります。
現在、空知活性化プロジェクトに関わる一人として空知にある既存の施設をもっと有効活用する努力を行政と共に推進する必要を強く感じました。
今後も機会があれば地域にある隠れた観光スポットに焦点をあてお伝えできればと思っています。
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■「東明駅跡」はこちらです。
それでは。
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