今回目名駅にやって来たのには2つの理由があります。
1つはこの駅の交換設備を見るためです。
もう1つは、この先にある函館本線難所の一つである「目名峠」を列車に乗って通過するためです。
こちらが「目名駅」です。
駅前は閑散として歩く人も見あたりません。
駅前に郵便局があります。
こじんまりとした待合室があります。
小樽・倶知安間は比較的運行本数も多いですが、ここ目名駅を通る倶知安~長万部間は2~3時間に1本程度の運行本数とかなり少なめになっています。
駅舎も何となく年季を感じます。
木造の駅舎を見ると何となく暖かみを感じてしまいます。
下り、蘭越・小樽方面を見た様子です。
昭和61年以降優等列車はすべて海線運行となり、ここ目名駅は1面1線のホームしかありませんでした。
写真右側の線路をご覧下さい。
左の線路に比べ、バラストの色が新しい事にお気付きかと思います。
また、ローカル列車しか走行しない割には行き違い線路も長くなっています。
それは意外な理由によるものです。
ご記憶に残っていらっしゃる方もおられると思いますが2000年3月31日午後1時7分、有珠山が大噴火し付近に甚大な被害をもたらしました。
国道230号が損壊し通行不能となったのをはじめ、JR室蘭本線は跨線橋落の影響で不通となり列車は一時期函館本線を迂回する措置が講じられました。
札幌~長万部間の海線には旅客の優等列車以外に貨物列車運行も多かったため、ここ目名駅に運行確保のため新たに列車交換設備が設けられることとなったのです。
また既に列車交換設備のあった駅にあっても最大8両編成の臨時列車等にしか対応していなかったため、熱郛、蘭越、ニセコ、倶知安、銀山、然別、塩谷の7つの駅に於いても10両編成の行き違いが可能となる改善が実施されました。
またこの迂回期間は北斗星等の寝台列車も山線経由で運行されていました。
交換設備が現在もそのまま残されています。
噴火時にJR北海道の隠れた機敏な行動が記録されています。
噴火の27分後である午後1時30分、内閣官房からの要請で避難対象者1万2000人という情報のもと、札幌行特急列車を長万部駅で運行を打ち切り、その列車を洞爺駅へ回送させ折り返し虻田・豊浦町民を長万部町へ移送する等の避難列車が仕立てられました。
今ではその事を記憶されている方も少ないかと思います。
さて、ここ目名駅から列車に乗り山線難所の一つ、「目名峠」を越えてみたいと思います。
乗車するのは目名峠を越えた先にある隣駅「熱郛駅」です。
たった一駅ですが、久しぶりの列車乗車となります。
車を駅前に止めます。
時刻表を確認すると、隣の熱郛駅で20分ほどの待ち合わせでまたここ目名駅へ戻ってくる事ができます。
上り、長万部行きの列車がやってきました。
目名峠越えについては次回ご紹介したいと思います。
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●「目名駅」 ※wikipediaより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%AE%E5%90%8D%E9%A7%85
■「目名駅」はこちらです。
それでは。









この記事へのコメント
しじみ
なかなか趣のある建物 きっと雪の中にあるとより一層の景色となるのでしょうね。 駅舎のなかでは暖炉の火が燃えていて、そんな風景をえがいてしまいました。
温泉マン
こんばんは。
雪景色が似合う駅舎ですが、北海道人の私ですが、雪の季節に訪問は苦手です。(笑)
目名駅
藤澤健至