滝川駅からいよいよ日本一長い鈍行列車(2429D)全線乗車の旅に出発です。
2429Dに関する乗車体験記はブログ上で多くの方がレポートされていますので、鉄道に関した専門的な話はそちらの情報も参照いただくこととし、北海道観光マスターである私温泉マンの視点から駅周辺の魅力スポット等もご紹介できたらと考えています。
乗換時間が約1時間ありますので一旦駅前へ出てみます。
「滝川市」と言えばあの味付きジンギスカン発祥の地である「松尾ジンギスカン本店」があります。
http://www.2989.net/
滝川駅から1km少々の場所にありますので徒歩15分程で行くことがきます。
松尾ジンギスカンは現在、札幌、新千歳空港、東京(銀座、赤坂)にもお店がありますが、やはり発祥地である滝川本店で食べるとその味わいも倍増します。
今回乗車する列車も日本一ですが、滝川には他にも日本一があります。
それは日本一の直線道路です。
滝川市を通る国道12号は札幌市と旭川市を結ぶ全長154.6kmのうち美唄市光珠内(跨線橋)から滝川市新町(国道38号交差点)までの29.2kmは日本一長い直線区間となっています。
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ちょっと見にくいですが、国道12号と国道38号交差点近くに、日本一の直線道路を示すモニュメントが建っています。
季節イベントとして、5月下旬から6月上旬にかけ江部乙地区には見事な菜の花畑が出現します。
これにあわせて「たきかわ菜の花まつり」が開催されます。
また厳寒期の2月中旬には、駅前を含め商店街(ベルロード)の道路を歩行者天国にした「たきかわ紙袋ランターンフェスティバル」も開催されます。
会場全体で1万個以上の紙袋ランターンの灯りに周辺が彩られます。
その他滝川市には多くの立ち寄りスポットが存在します。
下記たきかわ観光協会のHPも是非ご参照下さい。
http://kankou-takikawa.jp/
さて、話を鉄道の旅へ戻したいと思います。
以前、一日散歩きっぷを利用してこの2429Dにて新得駅まで乗車した事がありますが、全線乗車は初めてとなります。
この日は天気も良く楽しい列車の旅ができそうです。
滝川駅には駅そばがあります。
国鉄時代、主要駅にはこうした駅そばが数多く存在していましたが、今ではすっかりその数も激減してしまいました。
さて、私がここ滝川駅まで利用した乗車券は「一日散歩きっぷ」です。
この切符では途中の新得駅までしか有効ではありませんので、新得-釧路間の乗車券を購入します。
それではホームに出てみます。
こちらが2429Dが出発する1番ホームです。
1番ホームの南側は車止めとなっており、こちら側から入線する事はできません。
したがって、駅西側の留置線にあった2429Dは一旦、旭川方向に進行し1番線へと入線してきます。
滝川駅から富良野駅までは1両のワンマン運転となります。
サボには「日本一長い距離を走る定期普通列車(2429D)」と書かれています。
現時点では、これに加え「日本一長い時間を走る定期普通列車」でもあります。
それでは駅名標で記念撮影して出発いたします。
滝川駅乗車時にはご同業(笑)らしき人達も10名近く乗車しました。
一日散歩きっぷで途中新得回りで石勝線を経由して札幌へ戻る場合は、ほとんどの方がこの2429Dを利用します。
私もかつてそのルートで一日散歩きっぷを利用しました。
この中に終点釧路まで全線乗車される方は何人いらっしゃるのでしょうか?
これから8時間2分の旅、さてどうなることやら・・・。
■「JR滝川駅」はこちらです■
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この記事へのコメント
鉄人
最近2429Dに乗車される方が多いようですね。私もいつか乗ってみたいと思っていますがなかなか機会がありません。
こちらの記事を参考に今後の参考にさせていただきます。
これからも楽しい鉄道記事を楽しみにしています。
温泉マン
ご訪問ありがとうございます。
かねてから乗車してみたかった2429Dに全線乗車する事ができました。
全駅に停車するためその駅の風情や、生活の足となっている感じが良くわかりました。
今後もお時間がありましたらまたお訪ね下さい。
今後ともよろしくお願いいたします。