温泉好きの方はそれぞれお気に入りの泉質があるかと思います。
私は「硫黄泉」が好きです。あの臭い、色を見るとそれだけで妙にテンションが上がってしまいます(笑)
その硫黄泉ですが、北海道の中でどこの硫黄泉が好きかと聞かれれば蘭越町にある国民宿舎「雪秩父」と答えさせていただきます。
http://www7.ocn.ne.jp/~yusenkak/yukichichibu/
起業時、精神的ストレスから一ヶ月の入院を余儀なくされ退院後医師の薦めもあり札幌近郊の温泉歩きを始めました。
しかし札幌近郊にあった温泉も3年少々で回り終えその後1990年からは少し遠方の温泉を含め北海道内の温泉巡りが本格化となりました。
その頃訪ねた温泉に今回ご紹介する国民宿舎「雪秩父」がありました。
雪秩父には「硫黄泉」と「鉄鉱泉」の2つの泉質がありどちらも大好きですが、いつも長い時間入っているのは「硫黄泉」の方です。
あれから24年、宿泊を含めかれこれ30回以上訪れていますが、建物老朽化により今月31日の営業を最後に一旦閉館となります。
この情報を聞き閉館前に是非一度訪ねておきたいと考えていたのですが、年度末と言うこともありなかなか時間を取る事ができませんでした。
本日(3/11)、岩内町で講座があり岩内町のホテルに前泊するため思い切って蘭越町まで足を延ばして見る事にしました。
岩内町から雪秩父までは道道66号岩内洞爺線(通称ニセコパノラマライン)が最短距離なのですが、冬期間通行止のため、国道276号、国道5号を通り倶知安町からは道道343号蘭越ニセコ倶知安線を通り道道66号に出て北上するというちょっと遠回りのコースとなります。
天気も良く国道5号を右折し道道343号蘭越ニセコ倶知安線に入ると、正面にニセコグランヒラフスキー場の灯りが綺麗に見えてきました。
あまりにも綺麗だったので近くまで行ってみる事にしました。
ここ何十年もスキーをしていませんがすごく新鮮さを感じました。
さて雪秩父へ向かいたいと思います。
ニセコ・蘭越エリアはまだまだ雪が多いですね。
天気が良かったので順調に雪秩父到着です。
フロント横に「閉館」に関する案内がありました。
閉館と言っても来年には日帰り温泉専用施設としてリニューアルします。
入浴料500円を支払い地下の浴室へ向かいます。
先ずは身体を慣らすため内風呂に入浴します。
内風呂は2ヶ所あり、かつては入って右側が「鉄鉱泉」で左側が「硫黄泉」でした。
現在、左側の「硫黄泉」は変わりませんが右側の浴槽も「硫黄泉」になっています。
3月とはいえまだまだ寒いこの地ですが露天風呂に行ってみたいと思います。
男性側には5つの露天浴槽がありますが、冬期間は湯温低下のため全てが営業される事はほとんどありません。
この日も2ヶ所の露天風呂が利用可能でした。
それでは失礼して・・・
駐車場には多くの車があったのですが、入浴されている方がいなかったので丁度夕食時だったので多くの宿泊者の方がいたのですね。
皆さんもこの建物の見納めに訪れていらっしゃるようです。
いずれにしても雪秩父ファンの方は今月に一度訪れると良いかもしれませんね。
■国民宿舎「雪秩父」はこちらです■
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