次は旭川行普通列車に乗車し私の生まれ故郷である妹背牛へ向かいます。
「妹背牛」は北海道の難読地名の一つに良く登場します。「妹背牛」は「もせうし」と読みます。
一日散歩きっぷ(道央圏用)では滝川駅以北は利用範囲外のため、この区間を普通列車に乗車するのはもしかすると高校時代に乗って以来かもしれません。
乗車ホームは6番線ですので跨線橋を渡ります。
滝川駅では改札口前に1番線がありますがここは根室本線の列車発着用で札幌・旭川方面の列車に乗車する際は必ず跨線橋を利用しなくてはなりません。
車椅子などの対応は駅員の方が都度対応していましたが、高齢者の方を含め跨線橋の上り下りは大変辛いものがあります。
2011年12月8日、待望のエレベーターが設置されバリアフリー化され便利になりました。
旭川行きの電車が入線してきました。
通称赤電車と呼ばれている711系です。
この711系は1968年(S43)8月28日、北海道で最初に電化された小樽-滝川間に投入された電車で、当時中学生だった私は滝川駅から札幌駅までこの電車に乗車しました。
この711系も来年3月には全廃される予定とのことで、今の内に沢山乗っておきたいと思います。
この日は祝日ですが、部活帰りと思われる高校生が沢山乗車しました。
ユニホームには私の母校の名前が書いてあり、何となく懐かしさを覚えました。
妹背牛駅までは2駅で、滝川の次が江部乙でその次が妹背牛です。
乗車時間は13分間です。
江部乙駅で先程の高校生がかなり下車しました。
駅前には「えべおつ温泉」があるのですが今回は通過させていただきます。
http://onsen.secumaint.com/
やがて列車は石狩川の鉄橋を渡り妹背牛町へと入ります。
妹背牛駅でも多くの高校生が下車しました。
考えてみたら私も高校時代は汽車通でした。
当時の駅舎は駅員もいて売店もあった駅ですが、今では無人駅となっています。
中学時代、転勤異動される先生を見送るため駅ホームに集合した事を思い出しました。
今では学校の前や教職員住宅前から車を見送るのが一般的ですね。
時代の流れを感じます。
さて、妹背牛駅に14:46到着しました。
次の旭川行き普通列車は16:36ですので1時間50分の時間があります。
ここから徒歩で妹背牛の町を散策しながら、妹背牛町自慢の源泉かけ流し100%の「妹背牛温泉ペペル」へ向かいたいと思います。
http://www.town.moseushi.hokkaido.jp/hotnews/hotnews_view.html?id=73
■「滝川駅」はこちらです■
■「妹背牛駅」はこちらです■
この記事へのコメント
hiro
初めて乗った時は、あまりの静かさに驚いた記憶が残ってます。おそらく、モーターの無い2,5号車に乗ったと思うのですが、江別までの往復以外の記憶は殆ど消えうせてます。
D51は飽きるほど眺めてディテールを覚えてるくらいなのですが、乗車はキハの20番台。多分22か23辺りではないかと。これは、小樽の保存車両に乗って呼び覚まされた記憶からです。軽油の匂いと、木製の床、エンジン音の割には…。現在走っているディーゼル車両に比べると軽快さが無ったように思います。
温泉マン
北海道におけるこの赤電車の歴史は後世に語り継ぎたいと思っています。