温泉観光地実地体験の旅 その2 「伊香保温泉」

大崎駅から電車を乗り継ぎ渋川駅までやってきました。
これから伊香保温泉へ渋川駅前から路線バスで向かう事にします。
http://www.ikaho-kankou.com/

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前回も書かせていただきましたが、東京都内(新宿)から伊香保温泉までは高速バスが運行しており乗換もなく温泉街まで乗車できます。


たしかに伊香保温泉に行く事だけを目的とすれば高速バスの利用が断然便利で料金も割安です。

それでは何故今回電車、それも新幹線を利用せず渋川駅までやって来たのでしょうか?



それは今回の目的が「旅」だからです。


ネットで「旅と旅行の違い」をググると・・・

「旅」は自分で創り道程を楽しむもの・・・

「旅行」は行程にしたがって所定の目的地にいくこと・・・

言葉の定義にあまり拘る気はありませんが、何となくイメージがわかる感じがします。




今回の例で言えば、もし都内から伊香保温泉に行く事が主たる目的(目的地)であれば、速さの面では新幹線を、乗換の点で考えれば直行の高速バスを利用する方が便利です。


そして今回私以外に伊香保温泉を初めて訪ねる同行者がいます。

同行者の方は某市役所商業観光課に勤務されている方です。
今回の行程を一任いただきました。
こういう機会だからこそ途中の「道程」を楽しんでいただきたいと考え、今回のルートを選びました。


前回の記事で紹介させていただきましたが、大崎駅から高崎駅まで普通列車のグリーン車を利用しました。

普通列車のグリーン車は北海道では運行していません。

それと普通列車グリーン車ではSuicaグリーン券(Kitacaを含め相互利用可能なICカード可)の利用が便利です。

その利用法も北海道では体験することはできないのですがこの電車で体験することできました。

同行者の方がお住まいの場所は、JR北海道Kitaca利用範囲外のため日常Kitacaを利用する事がありません。

交通系ICカードは今回の電車利用のみならず、最近では道内コンビニでも利用可能なので大変便利になりました。




渋川駅前3番乗り場から関越バスに乗り伊香保温泉までは所要時間21分です。
15~20分毎に運行していますので待ち時間もあまりありません。


私は伊香保温泉を訪ねるのは2回目です。
前回は4年前、東京の友人の車で連れていっていただきました。
したがって路線バスで行くのは今回が初めてになります。

路線バスですので途中の停留所で乗客の乗り降りがあります。
これも地域の生活観を感じることができて楽しいです。


連休最終日ということもあり反対車線は伊香保温泉から関越道方面へ向かう車で若干渋滞気味ですが、私達が乗ったバスは定刻に伊香保温泉バスターミナルに到着しました。


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渋川駅からの路線バスはこちらのバスターミナルに到着します。

■「伊香保温泉(バスターミナル)」はこちらです■



東京からの高速バスは上記路線バスの場所ではなく、伊香保温泉名物の石段下に停まります。
■「伊香保石段街)」はこちらです■




伊香保温泉バスターミナルに到着しこれから約2時間、伊香保温泉街を探訪したいと思います。

ご承知のように伊香保温泉名物に石段街があるように、伊香保温泉は大変坂道の多い温泉街です。


残念ながらバスターナル及び周辺にコインロッカーが見当たりません。
重たい荷物を持ちながら温泉街探訪は大変ですので、ここで「いかほタウンバス」を利用することにします。

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「いかほタウンバス」とは、伊香保温泉街及び周辺地区を5系統にわかれ温泉街を巡回している乗り合いバスで1回の乗車が100円と大変便利な交通手段です。
http://www.city.shibukawa.lg.jp/kurashi/koutsuu/rosenbus/



私達が最初に訪れたいのが「伊香保露天風呂」です。
http://www.city.shibukawa.lg.jp/kankou/onsen/rotemburo.html


伊香保バスターミナルから歩いても20分程度で行く事ができますが、今回は「いかほタウンバス1号線」を利用して、ここ伊香保温泉バスターミナルから湯元バス停まで乗車します。

運行時間は概ね30分毎になっています。所要時間は5分程です。

次のタウンバスまで約20分程ありますので、待合室でFacebook情報を閲覧したり情報発信したりします。

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こうした待ち時間も「旅」の貴重な時間の過ごし方と言えるかも知れません。



いかほタウンバス1号線に乗り湯元バス停までやってきました。
乗ってきた「いかほタウンバス」はこちらです。

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ここから伊香保露天風呂まで400mほど歩きます。

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ここが伊香保露天風呂入口です。

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営業時間、料金は下記の通りです。
4月~9月:9時00分~19時00分
10月~3月:10時00分~18時00分
休館日:毎月第1・3木曜日(祝祭日の場合は営業)
大人450円、子供200円(1歳未満の乳児は入浴できません)



露天風呂入浴を終え、再び先程の湯元バス停に戻り石段街の上へと向かいます。

実は石段街の上までバスで戻った時、先程の露天風呂に忘れ物をしたことに気付き、同行者の方に石段街を散策してもらっている間、私は露天風呂に徒歩で戻り忘れ物を取り再び徒歩で石段街の上まで戻ってきました。


先程のタウンバスではあっさりと通過してあまり気付かなかった道路脇のお休み処や名物の湯の花饅頭のお店があったりと伊香保温泉の風情を楽しむ事ができました。

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石段街で同行者の方と合流し、テルマエロマエIIロケ場所である足湯なども立ち寄りましたが、それを示す看板や案内がなかったように思います。
※テルマエロマエIIロケ地として後日草津温泉に滞在しますので、その扱いの違いについて考察したいと思います。


連休最終日でしたが時刻は午後6時近く、観光客もまばらでした。

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さて、伊香保温泉の散策はこれくらいにして先程の伊香保温泉バスターターミナルに戻り渋川駅に向かう事にします。

次の目的地は草津温泉です。


実は伊香保温泉から草津温泉までの直通バスもあるのですが今回はあえて電車とバスを乗り継ぎ草津温泉へ向かいたいと思います。

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それは少々鉄分補給したい場所があるからです・・・

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