皆さんは自分の住んでいる町の観光資源をどの程度ご存じでしょうか?
ここ数年地域活性化や観光振興に関した活動をしていて、ふと我が身に問いかけてみました。
実際、名前は知っていても直接現地に赴いた事のない場所も多いことと思います。
私は現在石狩市に住んでいます。
http://www.city.ishikari.hokkaido.jp/
石狩市にやってきたのは昭和48年(1973)12月ですのでもう40年以上住んでいる事になります。
さて、私が移り住んで来た頃は市制施行前の石狩町で、その後平成8年石狩市となり平成17年(2005)10月1日、厚田村、浜益村と合併し新制石狩市が誕生しました。
この合併により石狩市は東西28.88キロ、南北67.04キロに広がる広大な市となりました。
生まれ故郷である空知には18年間しか住んでいませんが、空知の観光資源は比較的多くを知っていますが逆に40年以上住んでいる地元石狩市の観光資源となるとそんなに多くを語る事ができません。
ということで、先日カミさんを連れて石狩市内を1日で回ってみました。
カミさんも結婚以来33年間石狩の住民ですが、きっと私以上に石狩の全容は知らないことと思いますので今回の探訪は非常に楽しみです。
そこで「旧石狩市地域(合併前の石狩市)」、「厚田区」、「浜益区」の3回に分けてレポートしてみたいと思います。
まず最初に「青葉公園」に向かいます。
ここは野球場、陸上競技場、テニスコート施設が整備され、運動公園として市内外の多くの方に利用されている公園でありますが、2001年8月、あの人気ロックバンド「GLAY」のコンサートがここ青葉公園特設ステージで開催されました。
http://www.glay.co.jp/libcafe2010/glayday/2001/date_hokkaido.html
なんと入場者総数10万人と、当時の石狩市の人口の2倍に近い人が押し寄せました。
その開催を記念しモニュメントが公園内に設置され、GLAYファンの聖地として訪れる方も多いと聞いています。
■「青葉公園」はこちらです■
次に石狩市は日本海に面しており海産物が豊富な町でもあります。
そんな海産物を購入できるお店2軒を紹介させていただきます。
まず1店目は「佐藤水産サーモンファクトリー店」です。
http://www.sato-suisan.co.jp/
こちらはどちらかというと高級品志向のお店です。
■「サーモンファクトリー」はこちらです■
それに対して庶民的な価格で購入できるのが「丹野商事(商店)」です。
http://tabelog.com/hokkaido/A0107/A010702/1033628/
鮮魚や乾物を含め大変リースナブルな価格で買う事ができます。
■「丹野商事(商店)」はこちらです■
次に向かうには石狩市でも歴史の古い場所です。
ここに「いしかり砂丘の風資料館」があります。
http://www.city.ishikari.hokkaido.jp/museum/
石狩市の海・川・河口と自然の歴史を知る事ができる施設です。
■「いしかり砂丘の風資料館」はこちらです■
そして石狩と言えば「石狩鍋」を思い浮かべられる方も多いと思います。
かつて石狩は鮭漁で栄えた町でもあります。
そんな鮭のあらゆる部位をいただくことができる老舗料亭「金大亭」があります。
http://tabelog.com/hokkaido/A0107/A010702/1001327/
単に焼きや鍋だけでなく鮭のフルコースを堪能されたい方にオススメのお店です。
■「金大亭」はこちらです■
そして最後は「石狩灯台」です。
この石狩灯台を有名になったのは、かつて映画のロケ地として使用されたからです。
その映画とは灯台守の生活をテーマにし昭和32年(1957)公開された「喜びも悲しみも幾年月」です。
灯台は元々は白色だったのですが、映画撮影当時カラー化(総天然色)の流れがあり灯台をより鮮明に映し出すため現在の赤と白のツートンに塗り替えられました。
これを機に全国の灯台が赤と白のツートンになった元祖とも言えます。
石狩灯台付近は夏には「はまなす」が咲き、付近には遊歩道が整備されており散策が楽しめます。
■「石狩灯台」はこちらです■
改めて自分の住んでいる町を歩いてみると新しい発見や人の流れを知る事ができます。
こうした情報を今後我が町の観光振興にも活かしていければと考えています。
次回は石狩市厚田区編をお伝えする予定です。
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