蘭越町の名湯と言えば「ニセコ薬師温泉」を挙げられる方も多いと思います。
しかしそのニセコ薬師温泉も建物の老朽化が進み大雪の影響で建物の一部が損壊し休業となりました。
我が家が最初に訪れたのは1989年(H元)5月ゴールデンウィークでした。
道案内の看板もどこか秘湯性を感じさせるものでした。
道道岩内洞爺線から2kmほど山中に入るのですが、現在は全て舗装道路になっていますが当時は砂利道でした。
最後に坂を下ると左手に温泉施設が見えてきます。
建物内部や浴槽写真について、最初訪問時のものが見当たらないため、その後訪問した際のもので紹介させていただきます。
温泉建物向かいに入浴券の券売機がありました。
入浴券を購入し温泉棟の建物に入ると受付があったのですが、私が訪ねたときは宿の方がいなく入浴券を入れる籠がおいてありました。
休憩室もありましたがいつも暗く利用したことがありませんでした。
テレビ番組で何度も登場しており著名人の来訪もあり休憩室壁に色紙が貼られていました。
温泉は透明湯と濁り湯の2種類があり建物内には内湯しかありませんでした。
こちらが透明湯で、源泉が足下から湧き出ています。
そしてこちらが濁り湯です。濁り湯は混浴です。
そして建物の外に露天風呂がありました。
最初に行った際には「野天風呂」の看板も立っていました。
しかし手入れがされていなくここに入られた経験をお持ちの方はかなり少ないのでと思います。
ここニセコ薬師温泉は休業後売りに出され買い手が付きました。
どのような形で営業再開となるのかわかりませんが、昔同様に日帰りで気軽に利用できる温泉施設になる事を願っています。
■「ニセコ薬師温泉(休業中)」はこちらです■
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