今回の道東温泉旅でどうしても立ち寄りしたかった温泉があります。
それは「野中温泉別館」です。
入口に入浴料金と営業時間の案内があります。
フロントで入浴料金350円を支払い浴室へと向かいます。
暖簾をくぐり浴槽へ・・・
こちらが内風呂です。
そしてこちらが露天風呂です。
泉質は
「含硫黄-カルシウム・マグネシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉(硫化水素型)」
です。
何とも多くの成分が含まれています。
ご主人の「野中正造」さんは北海道最高齢者(111歳)です。
http://www.tokachi.co.jp/news/201609/20160913-0024697.php
きっとこの温泉力の賜ですね。
雌阿寒温泉は硫化水素の発生が多く、密室状態では中毒死の危険性があります。
そのため露天風呂への扉が開放され内風呂の硫化水素を放出させています。
お隣の宿の内風呂浴槽の窓も少しだけ開放されているのがわかります。
こんな素晴らしい湯が350円で利用できるなんて、近隣の方は幸せですね。
露天風呂で神戸から来られた方と一緒になり温泉談義に華が咲きました。
今回も短い時間でしたがとても癒されました。
最初にここを訪れたのは今から26年前の1991年4月でした。
お隣は現在「野中温泉」で日帰り入浴のみの対応になっていますが、かつてはユースホステルでした。
野中温泉別館に宿泊後、翌日は当時この奥にあった「湯の滝」へと向かいました。
そして今では入浴禁止となったこちらの浴槽に入浴しました。
さて、次回は3月4日のダイヤ改正で廃止になった駅めぐりについて書いてみたいと思います。
■「野中温泉別館」はこちらです■
この記事へのトラックバック
この記事へのコメント