生まれ故郷の道を走る

毎年恒例のお墓参りに行ってきました。
私の生まれ故郷は妹背牛町で、ここに先祖代々のお墓があります。
しかし、菩提寺は妹背牛町ではなくお隣の秩父別町にあります。


最初に妹背牛町にあるお墓でお参りし、その後秩父別町の菩提寺に立ち寄るというのが我が家のパターンです。


妹背牛町から秩父別町に向かう主要ルートはいくつかありますが、今回は道道282号「沼田妹背牛線」を走行します。

途中、妹背牛町と秩父別町の町界があります。

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前方に秩父別町のカントリーサインが見えます。

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反対側から見ると妹背牛町のカントリーサインが見えます。

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通常、町界は川や分水嶺などハッキリしている場合もありますが、ここは川などはなく見たとおり周りは水田地帯です。


道路脇に目をやると、町界を示す物が建っていました。

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ここの道路は道道で管理者は北海道札幌建設管理部深川出張所です。
http://www.sorachi.pref.hokkaido.lg.jp/kk/skk/gaiyou/kagi_13.htm


どちらの町の道道も同じ管理者ですが道路を見ると町界で舗装が切れている(写真矢印の位置)のがわかります。

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※場所はこちらです。




何気なく走っている道路ですが色々と不思議があったりします。


ちなみに道路中心線(センターライン)って、白線と空白部分の間隔をご存じでしょうか?

一般道では白線5m、空白5mとなっています。

※高速道路では8mの白線と12mの空白区間の計20mで構成されています。白線と空白区間が5セットで100mという事になります。高速道路では100m毎にキロポストがあります。


あと白線には夜間走行時目立つようにガラスビーズが混ぜられている場合が多くなっています。



それと北海道人ならこの矢印は何という名称でどのような役割をするかおわかりですね。

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名称は「大型視線誘導標(通称名:矢羽根)」と言います。

役割は矢印の先が道路端である事を示しています。

冬期間雪が降ると道路の端がわからなくなり、除雪作業の際これを目安に道路からの逸脱を防止します。




元道路屋の私としてはつまらない事かもしれませんが気になって仕方ありません(笑)



皆さんも道路を走行するとき、そんな視点で見ていただくと楽しいかもしれません。

ただし、くれぐれも安全運転でお願いいたします。

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