本年7/28からシリーズでお伝えしてきましたが、本で紹介している76湯のうち今回で75湯目となり、次回は最後の76湯目となります。
今回紹介するのは「養老牛温泉(湯宿だいいち)」です。
http://www.yoroushi.jp/
本の取材当時の建物正面写真が紹介されています。
2017年2月に訪ねた際の写真はこんな感じです。
本で紹介されている当時の露天風呂です。
現在の浴槽の様子は下記HPをご参照願います。
http://www.yoroushi.jp/hot_spring
昭和45年の国鉄路線図を見てみます。
かつて養老牛温泉最寄り駅は標津線「計根別駅」でした。
ホテル大一(現、湯宿だいいち)は1929年(S4)第一旅館として開業します。
戦時中一時期休業となり戦後第一旅館は営業を再開しますが、1972年(S47)に長谷川松美氏が、「第一旅館」を「大一旅館」(現・湯宿だいいち)と改めて開業することとなりました。
現在、「湯宿だいいち」は北海道を代表する人気温泉宿となっています。
ここ「湯宿だいいち」に加え、上士幌町にある糠平源泉郷「中村屋」、八雲町のある上ノ湯温泉「銀婚湯」は北海道の温泉宿経営の見本とされ、多くの方がそれを体験するため訪問していると聞いています。
私の大好きな映画の一つに「男はつらいよ」があります。
https://www.tora-san.jp/
この映画には全国各地にある温泉地も数多くロケ地となっています。
養老牛温泉は、1984年(S54年8月)公開の男はつらいよ第33作「男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎」ロケ地になっています。
https://www.tora-san.jp/movie/33/
映画の中で「計根別駅」が登場します。
「計根別駅」は標津線、標茶~中標津間にあった国鉄の駅です。
残念ながら標津線は本の取材2年後の1989年(H元)4月30日廃線となってしまいました。
寅さんの映画の中で登場するのは「ホテルだいいち」ではなく今はなき「旅館藤や」です。
何でも、山田洋二監督が「旅館藤や」の定宿だったと聞いています。
我が家でも1990年に訪ねています。
「旅館藤や」の内風呂様子です。
息子・娘が楽しく入浴していました。
その「旅館藤や」は2014年末廃業してしまいました。
かつての「旅館藤や」前に映画ロケ記念看板がありました。
「男はついらいよ」に加え「釣りバカ日誌ファイナル」のロケ地でもありました。
https://www.tsuribaka-movie.jp/movie/
養老牛温泉に来たら外せない無料露天風呂があります。
それは「からまつの湯」です。
こちらは今まであった露天風呂です。
2016年夏の大雨で浴槽が流出となりましたが地元有志の方々の努力で再建されました。
感謝の言葉で一杯です。
こちらは流出再開後、新たに作られた浴槽です。
浴槽は全て混浴ですが、新しい浴槽にはちょっとした配慮がなされています。
それでは失礼して両方の湯をいただきます。
もっと凄いのはここは照明設備がないため夜間訪れた方のためにちょっとした工夫がされています。
車のシガーソケットを利用して浴槽に照明が点きます。
何ともありがたいことです。
マナーを守り、末永く利用させていただきたいものです。
■「養老牛温泉(湯宿だいいいち)」はこちらです。

















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