今回は「道南編 後編」です。
我が家の温泉巡りで、道南、特に函館を中心に思い出の残る湯が多くなっています。
我が家が全道の温泉巡りを始めた30年前は宿泊するお金がなかったので車中泊をしながらの日帰り入浴でした。
函館地区は今もそうですが早朝より営業している温泉施設が多かったのが嬉しかったです。
当時も函館を代表する谷地頭温泉があり我が家も何度か訪ねましたが、こちらの「ほうらい温泉」は今はなき名湯でした。

■「ほうらい温泉」があった場所はこちらです。
ほうらい温泉を訪ねた5年後、谷地頭温泉がリニューアルオープンしたのですが、リニューアル時露天風呂新設に対し近隣温泉施設から反対を受け一悶着あったのを記憶しています。
しばらく温泉歩きをしていると北海道の離島にも温泉が存在することを知りました。
その一つに奥尻島があります。
最初の訪問は1991年8月9日です。
幌内温泉を有する国民宿舎「幌内荘」がありました。

訪問の2年後7月12日、北海道南西沖地震が発生し幌内温泉は甚大な被害を受けその後廃業となってしまいました。
そして時代はバブル真っ直中となり、当時の恵山町(2004年10月1日合併により函館市)に「恵山モンテローザ」が開業します。

何とも豪華な施設で驚くばかりでした。
特に黄金の涅槃像は強く印象に残っています。

やがてバブルは崩壊し恵山モンテローザは廃墟と化してしまい黄金の涅槃像もなくなってしまいましいた。

黄金の涅槃像は札幌市南区石山にある「佛願寺」に移設され現在はパワースポットとして多くの方が訪れているようです。
http://www.butsuganji.jp/powerspot/
森町に印象に残っている温泉がありました。
「ワールド温泉牧場」です。

露天岩風呂がとても気持ち良かったですが、ここも廃業になってしまいました。



函館市は道内温泉の聖地と言っても過言ではありません。
https://www.hakonavi.ne.jp/spa/hakodate/index.html
函館市内の温泉と言えば「陣川温泉」も印象に残っています。

しかし2012年2月閉館となりました。
その後2018年11月、「函館伏白稲荷温泉」として復活したことは温泉ファンとして嬉しい限りです。
最後に函館市内には多くの温泉銭湯が存在しています。
しかしこの頃から休廃業が目立ち始めます。
その第一弾が「日乃出湯」が2011年12月廃業しました。

日乃出湯は函館を代表する温泉銭湯だけだっただけに廃業はとても残念です。
そしてその7年後、日乃出湯すぐ近くにあった根崎湯も長期休業となってしまいました。

その後も函館市内の温泉銭湯の休廃業が続いています。
これはとても残念なことです。
函館は早朝から営業している温泉が多いので、地方からのロングドライブ派にとって何ともありがたい温泉聖地です。
我が家も温泉巡りを続けていた当時深夜ドライブの先として函館を選択したことが何度もあります。
その思いは今も同じです。
一番好きな光景は「日の出」を眺めることです。

鉄道大好きな私としては駅舎脇から昇る日の出が最高です。
函館ではラッキーピエロも良いですが、ハセガワストアのやきとり弁当が何よりの楽しみです。






以前は我が家近くのセイコーマートで購入できたのですが今はできなくなりました。

次回は「道東編 前編」をお伝えします。
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