1000湯(施設)への道 #2 「北海道と東北の距離感」

今回計画している3泊4日の「東北温泉湯治旅」ですが、マイカー&フェリーではなく、鉄道&レンタカーを利用予定です。
札幌駅から早朝特急北斗に乗車し、新函館北斗駅で北海道新幹線に乗換です。

新千歳空港からの東北便は「青森」「いわて花巻」「秋田」「仙台」「山形」「福島(現在運休中)」、丘珠空港から「三沢(八戸)」がありますが、函館からはありません。

北海道新幹線開業により一番の効果は道南と東北がとても近くなったことかもしれません。

10年後札幌延伸によりその効果はもっと大きくなるものと感じています。


さて、北海道新幹線が開業して今年で5周年。
私は今回予定の「東北温泉湯治旅」で初めて北海道新幹線に乗車することになります。

「えきねっと」利用でお得に東北へJR旅ができます。
https://www.eki-net.com/top/index.html

鉄道ファンにはとても有難いサービスです。
今回の札幌から盛岡までお得な料金で移動することができます。

こうしたJRグループ各社にはネット予約により割引チケットが用意されています。
10年前、温泉&鉄道仲間と九州の温泉旅をしたときにはJR九州ネット予約によりお得に利用させていただきました。
https://train.yoyaku.jrkyushu.co.jp/jr/pc/consumer/TopInitAction.do

20110522_522_大畑駅・駅名標・温泉マン.jpg

20110522_590_大畑駅・女性アテンダントさん・温泉マン.jpg


今後全国的ネット予約による割引サービスが拡充されるものと思っています。


さて、青函トンネルは1988年3月13日開業し今年で33年になります。

開業と同時に運行開始した寝台特急「北斗星」は大人気で予約の取りづらいプラチナチケットでした。

それでも何とか乗車したいとその機会を狙っていたのですが、その年の6月8日上野→札幌の北斗星5号のA寝台デュエットとB寝台2席をゲットすることができました。

先ず最初に母を乗せたく、これに合わせ母を含め我が家家族5人と近所に住む姉の6人で我が家ルーツである富山県の旅を計画しました。

我が家ルーツと母方ルーツは共に富山県で、この時の旅で両家のルーツを探訪することとなりました。

母は今まで青函連絡船の1等船室に乗船したことがありますが、長距離フェリーの1等船室に乗船経験がないので、行きは小樽から新日本海フェリー1等船室で新潟へ向かうこととしました。

01_フェリー乗船前 - MM.jpg


母がこのフェリーでびっくりしたのは船内にお風呂があることでした。

大型フェリーは揺れにくい構造になっていますが、それでもあの微妙な揺れの中入るお風呂は一種独特の感じです。

新潟でフェリー下船後、、JRで魚津へ移動し富山地鉄で宇奈月へ移動し、トロッコ鉄道に乗車です。

黒部峡谷鉄道880603_04-3-MM.jpg


これはどちらかと言うと私の希望でこの時の行程に加えたものでした。
お天気が雨模様で今一つでしたが、楽しい旅となりました。

この日は宇奈月温泉に宿泊でした。
宿泊先は当時の宇奈月ニューオータニホテル(現、黒部・宇奈月温泉やまのは)さんです。
https://www.unazuki-yamanoha.jp/


翌日、富山へ移動しレンタカーを借り我が家及び母方のルーツへと向かいました。

我が家のルーツは富山県東砺波郡平村(現在の南砺市)です。

五箇山周辺と言った方がわかりやすいですね。

522_五箇山風景(萱葺き).jpg


ここで食べた「そば」は生涯忘れることのない絶品でした。

五箇山相倉合掌造880604_03-3-MM.jpg


今も五箇山合掌造り集落でお蕎麦をいただけるようですが、当時おばあちゃんが手打ちしていた味が引き継がれているかどうかは定かでありません。
http://www.gokayama-matuya.com/menu/menu.html



ここ五箇山は我が家訪問の7年後、1995年12月隣接している岐阜県大野郡白川村の白川郷(荻町地区)とともに「白川郷・五箇山の合掌造り集落」として世界遺産に登録されました。
https://gokayama-info.jp/


富山県訪問で鉄道ファンである私はこの駅に立ち寄りです。

城端線「林駅」です。
https://johana-himisen.com/timetable/

19880604_12_はやし駅駅名表示- MM.jpg


この駅周辺は我が家ルーツではありませんが、駅周辺はこの姓の家が多数ありました。


富山県でルーツの旅を終え、富山から長岡で上越新幹線に乗換へ東京へ向かいます。

帰りは東京へ一旦移動後、東京ディスニーランドを訪ね、その後上野から北斗星にて札幌へ戻るものでした。

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19880608_北斗星5号-ロビーカー・おふくろ.jpg



この時が我が家1回目の青函トンネル通過となりました。

その後何度か青函トンネル通過をさせていただき、「竜飛海底駅」には2度訪問しました。

1回目は1989年4月2日、快速海峡号で実施していた海底駅見学整理券で立ち寄りです、。

19890402_竜飛海底駅・海底下140m - MM.jpg



2回目はその24年後の2013年10月4日、鉄道仲間と訪問しました。

1回目と同じ「竜飛定点」で撮影してみました。

s-640-2013-10-04 14.36.23.jpg



「竜飛海底駅」は2013年11月11日に休止し翌年3月14日廃止となりました。


今回計画している「東北温泉湯治旅」では盛岡駅でレンタカーを借り巡る予定です。

湯めぐりは宿泊、日帰り含め岩手県、秋田県にある温泉です。

現時点での予定行程での走行予定距離です。


・1日目  50km
・2日目  95km
・3日目 288km
・4日目 109km

  合計:542km


この距離は北海道での温泉巡りでは過去に1日で走破したこともあります。


しかし今回は年齢的なこともあり3泊4日でゆっくりと巡らせていただきます。


若いころとは違い、多くの湯に入るよりは1ヵ所の湯をじっくりと味わいながら巡りたいと思います。


さてどんな珍道中になるか今から楽しみです。


目標の1000湯入湯(施設)を少しずつ目指したいと思います。

できれば記念すべき1000湯訪問は3年以内に実現したいと考えています。

また1000湯目の温泉施設も今から検討したいと思っています。

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