北海道の全温泉地巡りも終盤になった1993年5月のゴールデンウィークにマイカーで急遽東北の温泉へ行くことを思い立ちました。
東北は距離的に北海道に近いのですが、札幌近郊に住む私にとってはそれほど利便性は高くない地域でもあります。
※この当時、道内から本州へは青函トンネルを走行する列車以外、マイカーで道外へ旅する場合はフェリー利用でした。
我が家も当時利用したのは「苫小牧→八戸」航路でした。
運航ダイヤが今も昔もほとんど変わりないかと思います。
https://www.silverferry.jp/
ゴールデンウィークにも関わらず事前予約なしに我が家は苫小牧港へ向かったのです。
しかし、フェリーは予約満杯でキャンセル待ちでした。
万が一乗船できない場合は、宿も予約していないので、車中泊しながら道内の温泉巡りをするつもりでした。
※苫小牧港(西港)乗船待ち写真がありません。
しかし運よくキャンセル待ちで乗船できることになりました。
しかし船内はメチャ混み状態で、客室内で横になることができず通路に持参したミニ布団と毛布で寝ることになりました。
今まで何度もフェリーに乗船しましたが、このような状態での乗船はこれが最初で最後で、生涯記憶に残るものとなりました。
苫小牧港から当時約9時間の乗船で八戸港に到着です。
※今は船の速力もアップし所要時間は7時間30分のようです。
八戸港で下船後、盛岡へ向かい有名な「石割桜」を見学しました。
http://www.city.morioka.iwate.jp/kankou/kankou/sakura/1007959.html
その後、「わんこそば」を食べに「東家」さんへ立ち寄りましたが、1時間待ってようやくいただくことができました。
https://wankosoba.jp/
お腹も一杯になり温泉へと向かいます。
28年前の1993年は今のようにネットやSNSによる情報はなく、温泉情報はガイドブックやテレビ番組情報が頼りでした。
そんな情報の中で、東北へ来たら一度訪ねてみたいと思っていた乳頭温泉郷「鶴の湯」さんに日帰り利用させていただきました。
http://www.tsurunoyu.com/
あの白濁の混浴露天風呂は今も忘れることはありません。
※当時はまだ銀塩写真(フィルム)時代で浴槽の撮影禁止表示はありませんでした。
一般的にこれだけ人気の温泉宿であれば日帰り利用をやっていないのが通例ですが、そこは「鶴の湯」さんの温泉に対する熱いコンセプトによるものだと敬服しています。
現にこの時は日帰り利用でしたが必ずいつか宿泊してみたいと思う間違いありません。
私は4年前一人で「本陣」に宿泊する機会があったのですがカミさんはまだ宿泊経験がありません。
今年11月、我が家夫婦は結婚40周年を迎えます。
本来であればその頃に訪ねたかったですが、私の仕事がそのころ多忙になるため来月前倒しで出かけることとしました。
我が家のテレビ録画に「鶴の湯」さんに関したものがいくつかあります。
最近カミさんとそれを見ながら来月の温泉旅を楽しみにしています。
Youtubeに乳頭温泉郷公式の素敵な紹介動画がありますので皆さんもどうぞご覧いただけましたら幸いです。
今回は3泊4日の行程で、札幌~函館間は特急「北斗」、新函館北斗~盛岡は「北海道新幹線」、盛岡駅からレンタカーにて温泉巡りを予定しています。
JR及びレンタカーに関しては「えきねっと」で大変お得なきっぷを利用させていただきます。
https://www.eki-net.com/personal/top/index
今回宿泊する3ヶ所の温泉宿、そして日帰りで立ち寄り湯予定を8ヵ所予定しています。
この中で初めて訪れる温泉施設が宿泊1ヵ所+日帰り7ヵ所の合計8か所あります。
現在、私の入湯(施設)数は922ヵ所ですので、予定通り全て巡ると930湯(施設)になります。
私の1000湯目標は最近思いついたものですので、今回はこの名刺をお渡しし私の記憶&記録に残せたらと考えています。
少しずつ1000湯を目指させていただきます。
もしどこかで私とお会いされる方がいらっしゃいましたらお気軽にお声掛けいただけまいしたら嬉しいです。
それでは今後ともよろしくお願いいたします。
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