現在、全国1027湯(施設)を巡っている私ですが廃業もしくは消滅し入浴できなくなっている温泉が数多く存在しています。
今回「懐かしの温泉を振り返る」題して書き綴らせていただきます。
1回目として北海道登別市にあった「フンベ山温泉」についてアップさせていただきます。
「フンベ山温泉」があった場所はこちらです。
以前から温泉マニアの間ではとても有名な温泉でした。
私が最初に「フンベ山温泉」を訪ねたには今から16年前の2007年9月1日でした。
入口がこんな感じでした。
ここから海岸に向かって歩きます。
すると湯小屋が見えてきます。
さらに奥へと進みます。
そうすると湯小屋と源泉パイプがありました。
ようやく湯小屋正面に到着です。
中の脱衣室の様子です。
ここはここを利用される方にカンパで成り立っています。
それでは浴槽を紹介します。
浴槽はこれ一つしかありませんので基本は混浴ということになります。
太平洋に面していたので外の景色と海風がとても心地よかったことが記憶に残っています。
湯小屋を出ると地元常連のおじいちゃんと出会いましたので記念撮影させていただきました。
「フンベ山温泉」は海岸浸食が激しい場所にあったため、その後場所を何回か移設しています。
最終的にこちらに移設されました。
私が最終の場所を訪ねたのは2013年4月です。
この頃になると海岸浸食が激しく、いつ温泉が無くなってもおかしくない状況でした。
そして2019年6月に訪ねた際は温泉施設を思わせるものは何も残っていませんでした。
私の温泉人生でここ「フンベ山温泉」に入浴できたことはとても幸運だったと思っています。
今後、野湯を含め二度と入浴できない温泉が多く発生することと思います。
思い立ったら入れるうちに入っておくのが正解ですね。
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